TOP石灰窒素ハウス栽培ですが、雑草が多くて困っています。石灰窒素をどのように使えばよいですか?
最終更新日 : 2022/06/28

ハウス栽培ですが、雑草が多くて困っています。石灰窒素をどのように使えばよいですか?

一作が終了したあと、60kg/10aの割合で前作の残渣や雑草と鋤き込んでください。

以下に注意点を述べます。

◇1 土壌の水分:土壌が湿っていることが必須です。
・土壌に適度な水分があることで石灰窒素の農薬成分がとけて、雑草の芽ばえや種子に作用するためです。ハウスでは一作が終了した後は土壌がカラカラに乾いている場合が多いので、スプリンクラーなどで土壌を適度に湿らせてから、石灰窒素を散布、耕うんしてください。水分含量の目安としては、無理なく耕うんができる範囲でできるだけ湿らせておきます。耕うん後、土壌が乾いているようでしたら、その日のうちに再度灌水してください。

◇2 石灰窒素の施用から次作の播種(あるいは定植)まで時間をおいてください。
・夏場なら3~4日程度で次作の播種が可能となります。それ以外の季節であれば、7~10日ほどおいてください。農薬成分が肥料成分に変化するまでの時間であり、次作で薬害を出さないための配慮です。

◇3 施肥窒素を調節してください。
・石灰窒素は20%の窒素成分を含みます。石灰窒素60kg/10aの施用は窒素成分では12kg/10aになります。施肥設計では考慮してください。

◇4 雑草種子が強制発芽される可能性があります。
・石灰窒素の農薬成分には、休眠している雑草の種子を強制的に発芽させる作用があります。このため一時的に雑草が増えたように感じることがあるかもしれません。発芽した雑草をすき込んだり、非選択性除草剤で対応してください。土壌中の休眠種子は思っている以上に多いものです。石灰窒素による強制発芽と除草を何作か繰り返すことが効果的です。

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