TOP石灰窒素使用上の注意事項について教えて下さい。(かぶれ、等)
最終更新日 : 2021/06/30

使用上の注意事項について教えて下さい。(かぶれ、等)

石灰窒素は肥料であると同時に農薬でもありますので、農薬としての散布方法を守り適切にご使用いただく必要があります。また、石灰窒素は強いアルカリ性を示すので、汗などで濡れた状態の皮膚や粘膜に付着すると炎症を起こす可能性があります。袋の裏面に記載している下記の注意事項に従ってご使用ください。
1.誤飲、誤食などのないように注意すること。誤って飲み込んだ場合には、直ちに医師の手当を受けさせること。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けること。(小児の手の届くところには置かない)
2.本剤は眼に対して強い刺激性が有るので、眼に入らないよう注意すること。
眼に入った場合には、直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けること。
3.本剤は皮膚に対して刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意すること。
付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とすこと。
4.散布液調製時および散布の際は保護眼鏡、防護マスク、不浸透性手袋、ゴム長靴、不浸透性防除衣等を着用すること。また薬剤を吸い込んだり浴びたりしないように注意し、作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換すること。
5.作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯すること。
6.かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触を避けること。
7.夏期高温時の使用を避けること。※熱中症対策です。
8.散布後24時間以内は飲酒しないこと。
9.水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので養魚田では使用しないこと。
10.水産動植物(魚類・甲殻類・藻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養魚池等に飛散、流入しないよう注意すること。
11.吸湿性があるため、防水に留意し、雨漏れ、浸水等の恐れのない場所に保管すること。
12.火災時は保護具を着用し水・消火剤で消火に努めること。
13.漏出時は保護具を着用し拭き取り回収すること。
14.移送取扱いはていねいに行なうこと。

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