TOP石灰窒素 除草が目的の場合の施用方法をおしえてください
最終更新日 : 2021/06/30

除草が目的の場合の施用方法をおしえてください

1.耕起前に出来るだけ均一に散布してください。畑地での農薬登録上の施用量は10a当たり50~70kgです。
2.雑草に露のある早朝に散布するようにしてください。朝露のある時は風も少なく石灰窒素を散布するのに好都合です。
3.草が発芽して間もなくの、まだ大きくならないうちが効果的です。
 ※除草のためには石灰窒素の農薬成分シアナミドを葉と根から吸収させなければなりません。そのためには草が小さいうち、また露があるときが効果的です。
石灰窒素は窒素成分を、粒状では20%、粉状では21%含みます。基肥の施用量を適宜、調整してください。
 ※※石灰窒素の施用後、条件によっては雑草が一斉に発芽することがあります。これは死滅にまでは至らなかった一部の雑草のタネが、強制的に発芽させられてしまうという石灰窒素の作用(休眠覚醒)によるものです。作物のない時期の雑草の一斉発芽は雑草密度を減らすチャンスとなります。適宜、耕運機ですき込むか、非選択性除草剤で処理しましょう。

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